ガラスにカッティングシートを貼るには少々コツがいります。
まず、貼る前の注意として。
ガラスに手の脂などがついていると、文字が着きにくくなります。
また、ガラスクリーナーで拭いたガラスも文字が着きにくくなりますので、貼る前に真水で洗い、できればアルコールなどで油分を完全に落とします。
おススメは、ホームセンターのカー用品コーナーに売っている「ブレーキクリーナー」というスプレーです。
とても揮発性が高いので直接吹き付けるのではなく、布等に吹き付けたものでガラスを拭いてださい。
この作業をするだけで、ガラスへの文字の着きが格段に良くなります。
※ ガラスによってはコーティングされたものもあるので、目立たない場所でテストしてから使用してください。
※※プラスチックやゴムは侵食されますので、かからないように注意してください。
他のものと同様、水を使って貼ると失敗しにくいのですが、水に洗剤を入れて貼った場合。
車やアクリルの場合と違い、すぐには着かないので転写シートを剥がす時に文字がいっしょに剥がれてきてしまいます。
特に寒い季節ですと、丸一日経っても乾かない場合もあります。
なので、文字を貼る場合は洗剤は入れない方が転写シートを剥がしやすくなります。
ただ、まったく入れないと水が水玉になってしまい、全体に広がらずムラになりやすいので、面積の大きなものの場合はごくごく少量だけ入れるようにします。
転写フィルムを剥がす時にも注意が必要です。
文字がちゃんと着いている部分と着いていない部分があったりするので、転写フィルムを剥がすときには手前に引っぱずに、ガラスからなるべく離れないようにゆっくりと剥がしていくようにします。